ポリヴェーガル理論と子育て

こんにちは、まつむらです。

自律神経の知見を深めようと「ポリヴェーガル理論入門」という本を読みました。

この本で説明されている理論は、従来の自律神経のモデルに新しい意義を追加するものだと思います。

この理論を採用すると、PTSD やトラウマを従来より論理的に理解できる、そして人間にとっていかに安全(と思える環境)が重要なのか、そしてそのために何が必要かが理解できます。

Amazon.co.jp: ポリヴェーガル理論入門: 心身に変革をおこす「安全」と「絆」 : ステファン・W・ポージェス, 花丘 ちぐさ: 本
Amazon.co.jp: ポリヴェーガル理論入門: 心身に変革をおこす「安全」と「絆」 : ステファン・W・ポージェス, 花丘 ちぐさ: 本

それは、Google がなぜチームの運営にあたって「心理的安全性」を最優先するのかということとも合致します。

育児の場においては、子供に言うことをすぐに聞いてもらいたい時に、どうしても厳しさや論理を使ってしまうのですが、私自身この本を読んだ後はまずは、目をあわせて表情豊かな声で語りかけることを心がけるようにしました。それは「子供にやさしく」ということではなく、人間を含む哺乳類が生存のために社会とそれ専用の神経システムを独自に発展させたという経緯を理解したからです。

多くの人、特にビジネスマンや育児中の親御さんに読んでもらいたい本です。

一人息子

「ふーん、お見通しだよ」